【秋のケア】気持ちの落ち込みをやわらげる「秋の心ケア薬膳」
― 食卓からできるメンタルセルフケア ―
秋になると、なんとなく気持ちが沈みやすい…そんな経験はありませんか?🍂
日が短くなり、気温が下がり、ふとした瞬間に「なんだか心が重たい」と感じる方も多いはず。薬膳では、秋は「肺」と「心」が影響を受けやすい季節とされ、乾燥だけでなく心の落ち込みや孤独感も出やすいといわれています。
そんなときこそ、食卓からできる“やさしい心ケア”を取り入れてみませんか?
目次
秋の心に寄り添う薬膳食材
- なつめ(棗)🌰:心を落ち着け、ストレスで疲れた気分をほぐす。「1日3粒で医者いらず」と呼ばれるほどの滋養食材。
- クコの実 🍒:目と心を癒し、気持ちを明るくする。赤い色が元気をチャージしてくれる。
- 百合根 🌸:イライラや不安をやわらげ、安眠をサポート。ほっこり甘い味わいで心まで和む。
- かぼちゃ 🎃:ビタミン豊富で気持ちを前向きに。ほっくりとした甘みが「安心感」を与えてくれる。
私の“秋のメンタルケアごはん”
数年前の秋、仕事が忙しくて心がすり減っていた時期がありました。
そんなとき、先輩が差し入れてくれたのが「なつめ入りの薬膳茶」。一口飲んだだけで、ふわっと体が温まり「大丈夫、なんとかなるかも」と気持ちが軽くなったんです🌿
それ以来、秋の夜には「なつめ+クコの実+菊花」のブレンドティーを習慣に。疲れていても、カップを手に取るだけで“自分を大切にしている”感覚が心を支えてくれています。
レシピ① なつめとクコの実のほっこり茶
材料(1人分)
- なつめ(スライス)…3〜4枚
- クコの実 … 小さじ1
- 菊花(あれば)…小さじ1
- お湯 … 200ml
作り方
- 材料をカップに入れ、熱湯を注ぐ。
- 5分ほど蒸らしたら完成。
👉 やさしい甘みと香りが、疲れた心をほっと包み込みます🍵
レシピ② 百合根とかぼちゃのやさしい煮物

材料(2人分)
- 百合根(生または乾燥戻し)…50g
- かぼちゃ … 150g
- 昆布だし … 200ml
- 塩麹 … 大さじ1
作り方
- かぼちゃをひと口大に切る。百合根はほぐして洗う。
- 鍋に昆布だしを入れ、かぼちゃを柔らかくなるまで煮る。
- 百合根と塩麹を加え、さっと煮て完成。
👉 ほっくり甘いかぼちゃと百合根の優しい風味で、心がじんわりあたたまります。
小さなセルフケアで心に余白を
「気持ちが落ち込んでいるな」と気づいたとき、それを否定する必要はありません。
ただ、あたたかいお茶をいれる。甘い煮物をゆっくり食べる。――そんな小さなことが、心を回復させる大きな一歩になります😊
薬膳は体だけでなく、心もととのえる知恵。
今年の秋は、自分をやさしく包む“心ケア薬膳”で、気持ちの落ち込みをゆるやかに整えてみませんか?🌙
👉 次回は「秋の味覚を薬膳的に楽しむ(栗・さつまいも・きのこ)」をご紹介します。
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